中年の冴えない男がワタワタする話。
御手洗探偵は外国に行っているらしく、電話で助言を与えるのみ。

時々表現に出でてくる視点人物の過去が気になる。
女子大生に惚れているような気がした。
大根奇聞は読んでいてどうなるのか心配だったけど、悪い結末ではなくて安心した。
視点人物が考えた推理は現実的にありそうだけど、あまり救いがないので私の好みじゃないし、あまり意外性もない。

も本の題名にもなっている最後のディナーは後味が悪いと思った。
人によっては好きなのかも知れないけど、私は苦手。
通じる言葉を話せるという事は大事だと痛感した。

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