中田選手最高

2006年7月15日
夕飯を食べながら、中田選手の軌跡的な番組を見ていた。
やっぱり彼は格好いいよ。
「一生懸命やるなんていうのは当たり前のことで、その先に何があるのかが大事なんだ」とか
怪我をした事実を誰にも言わないで、次の日もいつもどおり練習に出ているその姿勢とか
「怪我をしたから、力が出せないけどゴメンみたいなのは好きじゃない」って言ってた事。
その意識の高さと、プライドの高さ、そしてそれらを表に出しても文句を言わせないほど突出した技術。
一生懸命やるなんていうのは当たり前で…、でもとかく必死にやれば結果はどうでもってい風潮が強いこの国で、そういう発言をできる事を尊敬する。
そして、本人は誰にも負けないほど一生懸命ヤッテイルからこういうセリフになったんだろうな、と思った。
怪我をしていても、練習に出るからにはそれを誰にも悟らせないって言うのも凄くいいと思う。
フィギアの某選手が代表入りが決定した後、実は足を怪我していて、と言い出した時に、他の選手に失礼だと思った私は、この中田選手の発言を聞いていて、凄く共感した。
もともと、私は出るからには言い訳するなと思っているし、そうする自信がないなら辞退でも何でもしてしまえと思っているので、それをずばりといってくれるトッププロを見て嬉しかった。
あと、私はここで引退すると決めた所も好き。
真昼の太陽が突然姿を消すとインパクトが強いっていう格好の例だと思う。
たしか上のは、夏の葬列とか言う本の解説に書いてあった言葉なんだけど、私はその本を読んで以来、皆既日食を思わせるような引退劇があるとこの言葉を思い浮かべてしまう。
これからも、注目しています。
とりあえず、お疲れ様。

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