最近読んで、面白いと感じた漫画。
基本的に絵が綺麗じゃないとか、ストーリー性の無いものとか、ギャグっぽいものは読まないんだけど、これは面白い。
ダメな、男を渡り歩いてしまう女性の被害録って感じの内容で、深刻なレポを明るいタッチの絵と作者を初めとするレギュラー陣の痛快な突っ込みで話が進んでいく。
内容は毎度毎度楽しいんだけど、あえて8巻にしたのは、巻末の対談が面白かったから。

本質錯誤というくだりが、自分もそれに陥っているなと実感した。
「本質というのは、表層に現れない」という思い込みがあって、普段のその人は本質ではなく、たまに現れるのが本質だと思い込みやすい。
普段俺様をやっているホストが、一瞬だけ優しくなる”瞬間の優しさ”を本質と誤解する。
普段と違う事をされるとキラッと光る。

っていうのが。
現実に付き合う人たちには、格好良さを求めないから大丈夫だけど、ドラマとか漫画とかの登場人物で好きなのって上のタイプだから。
前、聖也さんについて語っている時に、99%最低でも1%素敵で優しければいい的なことを言ってしまったし。
もう、現実で性悪男に引っかからないように注意しないと。
身の程を知れってな感じで。

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