先週金曜日放送分。

今回は白石の過去に迫った話し。
残りは桂木とその秘書のおねーさんの過去かな?

シンデレラのその後って考えた事ある、というセリフに真面目に考え込んでしまった。
無い。
っていうか、有るって事は分かっているけどあれは幸せな夢物語だからリアルっぽくしないで欲しい。
昔、星さんのショートショートで読んだ気がする。
きっと、その後の二人ってそれを考えた人の数だけ存在すると思う。

黒崎が氷柱に、「お前もシンデレラはあれで終わりだと思っている人間なんだな」と言うシーンが好き。
私には、黒崎の自分もシンデレラはあれで終わりと思いたかったっていう心の叫びが聞こえてきた。
最後の方の、「事件の関係者にとっては、犯人逮捕からが始まりなんだ」という黒崎の発言を聞いてますますそうだと確信。
彼は父親が家族を殺害する所になんて遭遇したくなかった筈。
そして、遭遇しなければシンデレラはあれで終わりだと思っていられたんだろうな、と考えを飛躍させると、氷柱がうらやましいんじゃないかなと思ってしまう。
彼女は結局、問題があるにしても両親無事だし。

あと、黒崎・白石・桂木・カシナ・秘書。
の5人の微妙なパワーバランスが面白い。
もう本当に。
私、基本的には、こういうライバルっていうか、手を組んだり、裏切ったりしながらの微妙な関係って大好き。
残す所、2,3回。
どんな感じで終わるのか楽しみ。

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